122/366日・・・5月1日は何の日?
- メーデー
- 「令和」改元の日
- 世界笑いの日
- サラウンドの日
- 日本赤十字社創立記念日
- 扇の日
- スズランの日
- 水俣病啓発の日
- 語彙の日
- カリフォルニア・レーズンデー
- 宅配ボックスの日
- 恋がはじまる日
- 鯉の日
- コインの日
- 自転車ヘルメットの日
- 恋の予感の日
- 本仕込の日
5月1日が誕生日の有名人
- 本上まなみ
- 原沙知絵
- にわのまこと
- 寺井尚子
- 岡部真子
- 中村茉耶
- 樋口智子
- 小山慶一郎
- 吉川友
- 幸田えりか
- 伊藤綺夏
- 石部里紗
- 松本彩
- 今別府直之
メーデー
<メーデー>起源
メーデーはもともとヨーロッパで夏の訪れを祝う日でしたが、1886年5月1日にアメリカのシカゴで起こったゼネラル・ストライキによって労働者の祭典となりました。当時、労働者たちは1日12時間~14時間働いていましたが、8時間労働を求めて全国的なストライキを行い、以来、メーデーは労働者たちが権利を主張する日となりました。国際的なメーデー運動が始まったのは1890年5月1日で、8時間労働制を求めるスローガンが広がりました。
日本のメーデー
日本のメーデーは、1920年5月2日に上野公園で第1回が行われたことから始まりました。しかし、1936年から1945年までは政府によって開催が禁止されました。戦後、1946年の第17回から再開されましたが、スローガンは「働けるだけ喰わせろ」という食糧メーデーでした。
1952年の第23回大会では、デモ隊と警官隊が衝突し、血のメーデー事件と呼ばれる騒動が発生しました。この事件をきっかけに、以降は混乱を避けるために、労働組合団体がそれぞれ別々にメーデーを開催するようになりました。
現在、日本の労働組合団体は、日本労働組合総連合会(連合)、全国労働組合連絡協議会(全労協)、全国労働組合総連合(全労連)などがあり、それぞれが独自にメーデーを行っています。連合は4月の最終土曜日や昭和の日(4月29日)にメーデーを開催することが多く、全労連や全労協は5月1日に開催されます。
日本では、世界の80以上の国で祝日とされているメーデーが祝日になっていないことが一般的です。日本でもかつてメーデーを祝日にする動きがあったものの、バブル崩壊や勤労感謝の日との類似性、そして金融市場の長期休業などの理由から実現されませんでした。ただ、2019年の天皇即位の日には祝日に指定されました。
企業によっては独自の休日として扱われることもあります。日本がメーデーを祝日として認めることで、より多くの人々が労働者の権利と尊厳を称えることができ、社会における働く人々の意義や重要性を改めて認識できるかもしれません。