90/366日・・・3月30日は何の日?
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- マフィアの日
- 信長の野望の日
- 妻がうるおう日
- スポーツ栄養の日
- サラサーティの日
- +Style・スマート家電の日
3月30日が誕生日の有名人
- 坂本冬美
- 千原ジュニア
- ローラ
- RIKACO
- ダニエル・カール
- 林原めぐみ
- セリーヌ・ディオン
- 小川洋子
- 目加田頼子
- M.C.ハマー
- 古賀成美
- 島崎遥香
- 川澄綾子
- マリウス葉
- 島倉千代子
- ゴッホ
国立競技場落成記念日
<国立競技場落成記念日>由来
1958年3月30日、神宮外苑に国立霞ヶ丘陸上競技場の落成式が行われたことを記念して制定されました。一般的には国立競技場と言われていますが、正式名称は「霞ヶ丘陸上競技場」です。
国立競技場 歴史
日本初本格的な競技場
国立競技場の前身である「明治神宮外苑競技場」は、日本で初めての本格的な陸上競技場であり、青山練兵場跡地に建設されました。1919年に着工されましたが、物価の高騰や関東大震災の被災者の収容施設になるなどで工事が中断され、1924年にようやく完成しました。この競技場は、陸上競技のみならず、サッカーやラグビーなども行われ、多くの名選手を生み出しています。しかし、第二次世界大戦中には学徒出陣の壮行会が行われたり、敗戦後は連合軍に接収されたりと、暗い時代もありました。
国際的な競技場へ
敗戦からの復興期において、日本政府はオリンピック招致を通じて国際社会に日本の復興と平和への願いをアピールすることを目指していました。その一環として、1958年には東京で第3回アジア競技大会を開催することに決定しました。
そのメイン会場として生まれ変わったのが国立競技場です。アジア競技大会のために、当時東京にあった神宮競技場の取り壊しと、国立競技場の建設が進められました。建設計画の中心となったのは、建設省関東地方建設局(当時)の角田栄氏と設計・デザインの片山光生氏でした。国立競技場は、1957年1月に着工され、わずか2か月後に迫ったアジア競技大会の開催に間に合うよう、1958年3月に完成しました。
アジア競技大会は、24の競技種目において、19か国・地域からの約1,800人の選手が出場する国際的な大会として開催され、大成功を収めました。この成功がきっかけとなり、東京は1964年に開催される予定のオリンピックの招致を決定しました。国立競技場はそのメイン会場として使用され、東京オリンピックをはじめとする多くのスポーツイベントが開催される代表的な競技施設として、日本国内外で知られるようになりました。
生まれ変わる
国立競技場は、1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして始まり、その後ラグビーやサッカーの試合や世界陸上競技選手権大会など多くの大会が開催され、1993年にはJリーグの最初の試合会場となりました。半世紀以上にわたって使われ、2019年11月に新しい競技場が完成しました。新しい競技場は2021年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のメイン会場として使われ、開・閉会式と陸上競技が行われました。