68/366日・・・3月8日は何の日?
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3月8日が誕生日の有名人
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- 高木ブー
- 江川達也
- 松井珠理奈
- 須藤元気
- 水野裕子
- 桜井和寿
- 平松愛理
- 増田俊樹
- 藤澤ノリマサ
- 葛西幸菜
- 桜樹ルイ
- 五十嵐ありさ
- 山口乃々華
- 小嶋菜月
- 水木しげる
- はらたいら
- 篠ひろ子
エスカレーターの日
<エスカレーターの日>由来
東京・上野の大正博覧会の会場に日本初のエスカレーターが設置され、1914年3月8日に運転試験がおこなわれました。この日に因んで3月8日を「エスカレーターの日」と制定されました。この時のエスカレーターは第一会場と第二会場をつなぐもので、秒速は約30センチメートルでした。
世界のエスカレーター
特許
エスカレーターの特許は最初に1859年にマサチューセッツ州のネイサン・エイムズによって出願されましたが、その設計に基づいて実際にエスカレーターが製造されたことはありませんでした。レモン・ソウダーは1889年にエスカレーター式の機器についての特許を取得しましたが、こちらも実際の製造は行われませんでした。1892年にジェシー・W・リノが「無限コンベヤまたはエレベーター」という特許を取得し、その後ジョージ・A・ホイーラーがさらにエスカレーターに関連するアイデアの特許を取得しましたが、この時も実際に製造されませんでした。
製造
その後、ホイーラーの特許はチャールズ・シーバーガーに買い取られ、彼はホイーラーの設計を参考に1899年にオーチス・エレベータ・カンパニーで試作品を製造しました。1896年にリノは世界で初めて実際に使用できるエスカレーターを製作し、ニューヨークのオールド・アイアン・ピアに設置しました。それは25度の傾斜を持つ、簡単な構造であり、鋳鉄の羽根板またはクリートを使って牽引することができました。数カ月後に同様の試作品がマンハッタン側のブルックリン橋に設置されました。1895年にはシーバーガーがホイーラーの特許と類似のエスカレーターを設計することを開始しましたが、段が滑らかで凹凸のないエレベーターとなり、乗客は足を安全に送り出す機構がなかったため、横に跳び降りる必要がありました。シーバーガーは1899年にオーチス・エレベータ・カンパニーと手を組み、パリ万国博覧会に出展して1等賞を受賞しました。
20世紀前半にはいくつかの企業がエスカレーター製品を開発しましたが、販売に関しては商標権を持つオーチス以外はエスカレーターという名称を使えませんでした。(のちにオーチスはエスカレーターという言葉の商標権を放棄しています。)コネ社とシンドラー社は後にエスカレーター市場に参入しましたが、現在はオーチスの主なライバルです。シンドラー社はエスカレーター市場の世界1位です。コネ社は本来はエレベーターを得意としており、多くの国際的な買収を行いました。
日本のエスカレーター
日本で初めてエスカレーターが設置されたのは1914年の東京大正博覧会において、博覧会第一会場から第二会場への連絡路として240mの長さで設置されました。1914年9月に三越日本橋店で常設のエスカレーターが完成し、百貨店のエスカレーター普及期にはエスカレーターガールが乗り込みの案内をしていたこともありました。現在は広く普及しており、日本エレベーター協会(エレベーター、エスカレーター含)会員企業がメンテナンス契約をしている国内のエレベーターは約7万基あります。
様々なエスカレーター
日本で一番長いエスカレーター(乗り継ぎなし)
日本で最も長いエスカレーターは、香川県丸亀市にあるニューレオマワールドの「マジックストロー」です。高低差は42メートル、全長は96メートル、三菱電機製です。
日本で一番長いエスカレーター(乗り継ぎあり)
乗り継ぎありで最も長いエスカレーターは、和歌山県那智勝浦町のホテル浦島の「スペースウォーカー」は高低差約80メートル、全長154メートル、3基乗継式です。
日本で一番長いエスカレーター(歩く歩道含む)
歩く歩道も含めるとさらに長いのが、広島県広島市南区段原の動く歩道「比治山スカイウォーク」は高低差37.5メートル、総延長207.4メートル、2基乗継式です。
日本で一番短いエスカレーター
一方で、日本で最も短いエスカレーターは神奈川県川崎市川崎区のJR川崎駅前の地下街アゼリアと川崎岡田屋モアーズ地下2階を結ぶエスカレーター「プチカレーター」で、高低差は83.4cm、ステップ数は5段分、1991年度版ギネスブックに掲載されています。
有料エスカレーター
通行料が徴収されているエスカレーターは少数あります。日本初の屋外エスカレーターとして1959年に開業した神奈川県藤沢市江の島の「江の島エスカー」、福島県会津若松市にある「飯盛山スロープコンベア」、徳島県鳴門市にある「エスカヒル・鳴門」等があります。