56/366日・・・2月25日は何の日?
- 夕刊紙の日
- 深良用水完成の日
- 225の日
- ヱビスの日
- 親に感謝の気持ちを伝える日
- ひざ関節の日
2月25日が誕生日の有名人
- 有野晋哉
- 石井苗子
- 岡安由美子
- フィフィ
- 森渉
- 寺脇康文
225の日
<225の日>由来
個人投資家向けに日経225先物などの情報提供を行っている株式会社ゲイターズが、2月25日、225の語呂合わせで制定しました。
日経225
日経225とは
日経225とは日本経済新聞社が東証プライムに上場する約2,000企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価のことです。一般的に日経平均と言われているのがこの日経225になります。
市場流動性の高さを重視して定期的に組み入れ銘柄が選定されます。基本的には年1回、10月の初めに7月末を基準日として、構成銘柄の定期見直しが行われます。
定期見直しの目的は、市場の代表性の維持と産業構造の変化の折り込みで、そのため、セクター(技術、金融、消費、素材、資本財・その他、運輸・公共の6つの分類)の銘柄数バランスを加味したうえで、流動性の低い銘柄が除外され、流動性が高い銘柄が新たに選定されます。
日経225を構成する各業種
その時々により構成比率は違いますが、()内が大体の構成比率、<>内は代表する企業になります。
- 電気機器・・・・・(20数%)<東京エレクトロン、京セラ、他>
- 情報通信業・・・・(10数%)<ソフトバンクグループ、KDDI、他>
- 小売業・・・・・・(10数%)<ファーストリテイリング、イオン、他>
- 化学・・・・・・・(約7%)<クラレ、富士フイルムホールディングス、他>
- 医薬品・・・・・・(約7%)<武田薬品工業、塩野義製薬、他>
- サービス業・・・・(約5%)<任天堂、リクルートホールディングス、他>
- 機械・・・・・・・(約5%)<小松製作所、ダイキン工業、他>
- 輸送用機器・・・・(約4%)<トヨタ自動車、川崎重工業、他>
- 他・・・・・・・・(20数%)<テルモ、日清製粉グループ、他>
日経平均
株価指数の算出が始まったのは1950年のことです。かつては「東証株価平均」と呼ばれていました。現在は一般的に「日経平均株価」と言います。
日経平均株価の推移
・始まり~高度成長期
1950年頃は100円台を行ったり来たりしていましたが、1952年には360円台を付け当時の1ドル(=360円)に達しました。翌年には400円を突破しています。1960年には軽く1,000円を超えてきますが、1960年代は1,000円台からなかなか抜け出せず1970年代近くにようやく2,000円台を突破。1973年にはオイルショックを迎えますが、1970年代後半には盛り返して6,000円台を突破します。
・高度成長期~バブル期
1980年代は日経平均株価にとって絶頂期です。1987年に起こったブラックマンデーで、1日の値下がり過去最大の大暴落に見舞われますが、すぐに回復、1980年代最後の日には史上最高額の38,957円44銭を付けました。この時には「日経平均50,000円も夢ではない」などの声があちらこちらで聞かれました。終値も過去最高の38,915円87銭でした。
・バブル崩壊~失われた10年
1990年代は初年度から大暴落。1990年10月には日経平均株価が20,000円を割ります。1995年に阪神・淡路大地震が発生し同年、兵庫銀行が経営破綻(戦後初となる銀行破綻)。「失われた10年」と言われた期間です。
・失われた10年~失われた20年
2000年代も日経平均株価は低迷。2001年9月11日に米国同時多発テロ事件が勃発、株価は10,000円を割ります。2003年に8,000円を割り、2007年のサブプライムローン問題からの2008年リーマン・ショックとバブル後最安値となる6,994円90銭を付け、1990年代から続く「失われた10年」→「失われた20年」と言われる期間になりました。
・失われた20年~失われた30年
2010年代も引き続き株価は低迷。2011年3月11日に東日本大震災が発生、東京電力福島電子力発電所が事故に見舞われます。日経平均株価も1987年ブラックマンデー、2008年リーマン・ショックに次ぐ過去三番目に大きい下げ幅となり、2000年代から続く「失われた20年」→「失われた30年」という声が囁かれ始めました。
・失われた30年~アベノミクス
しかし、2012年12月に発足した第二次安倍内閣で、安倍晋三が経済成長戦略「アベノミクス」を掲げ2015年には株価20,000円台を回復、2015年にチャイナショック、2016年にイギリスのEU離脱など下落のタイミングはありましたが、2019年の終値は23,656円62銭と29年ぶりの高水準でした。
・コロナショック~コロナバブル
順調に株価を回復してきた2020年2月25日、新型コロナウイルスの感染拡大によるリスク回避的な売りによって、株価が急落します。大きく20,000円を割り3月19日には16,358円19銭を付けました。しかし急激な株価下落に対して行われた大規模金融緩和が追い風となり日経平均株価はグングン上昇、2021年2月には30年半ぶりとなる30,000円の大台に回復しました。
・コロナバブル~現在
2021年9月の30,785円78銭をピークに現在は25,000円から29,000の間を保っています。「失われた30年」を取り戻すべくこのまま日経平均株価は上昇していくのでしょうか。バブル期の夢、50,000円越えを夢見て待ちましょう。