目次
225/366日・・・8月12日は何の日?
- 世界ゾウの日
- 国際青少年デー
- 航空安全の日・茜雲忌
- 『君が代』記念日
- 太平洋横断記念日
- 配布の日
- アルプスの少女ハイジの日(ハイジの日)
- ハイチュウの日
8月12日が誕生日の有名人
- パクヨンハ
- 吉岡秀隆
- 武田久美子
- 角松敏生
- 諸星和己
- 陣内孝則
- 東幹久
- 網浜直子
- ピート・サンプラス
- 花田光司
- デビッド伊東
- 柏幸奈
世界ゾウの日
<世界ゾウの日>由来
2012年8月12日に、カナダの映画監督Patricia Sims氏とタイのゾウを保護する慈善団体Elephant Reintroduction Foundationが「世界ゾウの日」を制定したことを由来としています。
アフリカゾウの危機:密猟による象の減少と生態系への影響
アフリカゾウはアフリカ大陸に生息する大型の哺乳類であり、その数は急速に減少しています。1930年頃には500万頭程いたアフリカゾウも、2016年時点ではわずか42万頭程度まで減少しました。
密猟が深刻な問題であり、アフリカゾウの出生率よりも密猟率の方が高いため、年間約1割のアフリカゾウが密猟によって犠牲になっています。密猟は特に象牙目的で行われ、2008年から大流行しました。一部の地域では密猟防止策が成果を上げ、被害が減少していますが、ボツワナでは密猟の被害が増加しています。また、国際自然保護連合(IUCN)はアフリカゾウを遺伝子の違いから2種に分類し、絶滅の危険度が上がったと発表しました。
象牙やサイの角を狙った密猟は国際的な問題であり、捕獲した象牙は武器購入や他の犯罪行為の資金源となっています。密猟や違法取引による動物の絶滅は生態系のバランスを崩し、他の生物や人間にも大きな影響を与える重要な問題です。