目次
205/366日・・・7月23日は何の日？
- カシスの日
- 日本最高気温の日
- 文月ふみの日
- 米騒動の日
- 鮮度保持の日
- ナッツミルクの日
7月23日が誕生日の有名人
- 和希沙也
- 三上博史
- カツノリ
- 吉田幸弘
- 金澤翔太
- 堀江一眞
- 倉田真由美
- 大山英雄
- 阿部知代
- パッション屋良
- 桐井大介
- 小松彩夏
カシスの日
＜カシスの日＞由来
2006年、日本カシス協会がカシスの栄養価の高さやその効果・効能を啓蒙するために制定。カシスは真夏に収穫できる果実であるため、大暑になることが多い7月23日が選ばれた事に由来しています。
カシス
カシスとは、ストロベリーやブルーベリー等のベリー類の一つで、直径約1センチの艶やかな赤黒い実をしています。カシスという呼び名はフランス語であり、和名は「クロスグリ」、英語では「ブラックカラント」と呼びます。
カシスは、16世紀後半から17世紀にかけて活躍した、スイスの植物学者ガスパール・ポアンによって紹介された食用の果実です。当時は、天然の産物からは薬的な効果が期待され、病気の予防や治療に利用されることが一般的でした。そのなかでもカシスは特に注目を浴び、積極的に活用されるようになりました。
カシスは収穫後の保存に注意が必要で、乾燥させたりジャムやリキュール（果実酒）に加工されることが一般的でした。特にリキュールは、薬草のエキスなどを加えることで保存性が高まり、必要な時に使用できる貴重な民間薬としての役割を果たしました。カシスのリキュールは修道院を通じて広く認知され、身体の健康維持に役立つと認識されるようになりました。現代でも「クレーム・ド・カシス」として知られるリキュールが人気を集めています。
カシスは単なる食材を超えて、経験的に身体に良いとされ、民間薬としても利用されてきました。なかでも目の健康や壊血病予防に役立つとされるなど、さまざまな効果が知られています。長い歴史を通じて、カシスは人々の健康に貢献してきた有用な果実と言えるでしょう。