目次
195/366日・・・7月13日は何の日?
- 生命尊重の日
- 日本標準時制定記念日
- ナイスの日
- もつ焼の日
- オカルト記念日
- 水上バイクの日
- イーサン・ハントの日
- ナイススティックの日
7月13日が誕生日の有名人
- 中森明菜
- 道重さゆみ
- 石川秀美
- 鈴木沙理奈
- 遠藤章造
- 能年玲奈
- ハリソン・フォード
- 上枝恵美加
- チャーボー
生命尊重の日
<生命尊重の日>由来
1984年に「生命尊重の日」実行委員会により制定。1948年7月13日、中絶を合法化した優生保護法(現在の母体保護法)が公布されたことに由来しています。
日本の優生保護法の歴史と社会への影響
旧優生保護法は、1948年に制定され、1996年に母体保護法へ改正されるまでの48年間に、遺伝性疾患、ハンセン病、精神障害等を持つ人々に対して、優生手術や人工妊娠中絶が実施されました。これにより、約8万4000人もの人々が被害を受けています。
当時の優生保護法は、現行憲法の下で成立しましたが、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」(第1条)ことを目的として掲げ、障害を持つ人々の生存そのものを否定し、極めて非人道的かつ差別的な内容でした。この法律によって、長い間人権侵害が行われ続けました。
さらに、優生保護法は優生思想を国策として広め、優生手術などを積極的に推進し、多くの被害をもたらしました。この事実は、社会に優生思想を根付かせ、今なお存在する障害者差別に繋がっているのです。
優生保護法の歴史は、日本の社会における暗い一面を映し出しています。この法律によって被害を受けた人々の苦しみと、差別や偏見が未だに根強く残っている現状を私たちは直視しなければなりません。より包括的で平等な社会を築くために、過去の過ちから学び、障害のある人等の権利と尊厳を守る努力を続ける必要があります。