182/366日・・・6月30日は何の日?
- 国際小惑星デー
- 議会制度の国際デー
- ハーフタイム・デー
- トランジスタの日
- アインシュタイン記念日
- 集団疎開の日
- うちエコ!ごはんの日
- 夏越ごはんの日
- リンパの日
- 酒酵母の日
6月30日が誕生日の有名人
- 中尾明慶
- マイク・タイソン
- ラルフ・シューマッハ
- 葵わかな
- 越川優
- 福成まい
- 矢部太郎
- 越智大祐
- 金子恭平
- 夏帆
- 菊地彩香
国際小惑星デー
<国際小惑星デー>由来
1908年6月30日、ロシア・シベリアのツングースカ川上空で隕石が爆発し、森林の炎上や地震が発生しました。この日を2016年に国連総会で「国際小惑星デー」として制定したのを由来としています。
ツングースカ大爆発
1908年のシベリアで、起きた大爆発が依然として謎とされてきました。当時、シベリアのツングースカ川上空で、巨大な火の玉が爆発し、広範囲の森林を破壊しました。森林が完全に平坦になった様子は、今でも想像を絶するものがあります。
この大爆発については、当初、隕石や彗星の落下が原因であるという説が有力視されていました。しかし、現場から隕石の痕跡は発見されなかったため、多くの科学者は隕石の可能性を否定、彗星の落下説を支持していました。
しかし、100年以上の時を経た今、科学者たちは考えを一転します。ウクライナ、ドイツ、米国の科学者グループが、ツングースカ大爆発が隕石によって引き起こされたとの見解を示したのです。なぜ考えを一転したか?それは科学者たちが、大爆発が起こった年の夏の泥炭層から、微小な隕石の断片の収集に成功したからでした。これによりツングースカ大爆発の謎がようやく解明されようとしています。
しかしまた一転、最近になって隕石は大気中で爆発したのではなく、大気圏に弾かれて地球に落ちなかったという説も浮上してきました。いくつかのシナリオをモデル化して検証した結果、直径約200メートルの鉄が主体の小惑星が、浅い角度で大気圏内に突入した場合には地上10kmまで接近した後、ほぼ無傷で宇宙へ出ていくことが分かったからです。
実際はどうであったのか、100年以上過去の事なので現在では正確にはわからないかもしれません。最近の隕石の衝突としては2013年にロシア・チェリャビンスク州上空で起きたチェリャビンスク隕石があります。広島型原爆の約30倍のエネルギー量と言われたこの規模の隕石は100年に1回の確率で地球上のどこかで起こると考えられています。対策のしようもありませんが、もし隕石が衝突することになった時には、神に祈るかハリー・スタンパーに託すしか手はないのかもしれません。