177/366日・・・6月25日は何の日?
- 住宅デー
- 船員デー
- 指定自動車教習所の日
- 天覧試合の日
- 加須市うどんの日
- 詰め替えの日
- 生酒の日
6月25日が誕生日の有名人
- 沢田研二
- 松居一代
- 高田文夫
- 本宮ひろ志
- 愛川欽也
- 小渕恵三
- 藤ヶ谷太輔
- 黒木ひかり
- 平手友梨奈
住宅デー
<住宅デー>由来
全建総連(全国建設労働組合総連合)により1978年に制定されました。スペインの建築家アントニ・ガウディの誕生日が6月25日である事に由来しています。
アントニ・ガウディ
スペインを代表する建築家として知られるガウディは、1852年にカタルーニャ地方で銅細工師の三男として生まれました。
彼は幼少期から病弱でしたが、クリスマスの時には普通とは違う紙細工の建物の模型を作るなど、建築への興味を持っていました。また、父親の工場で鉄板が立体加工されるのを見るのが好きで、この時期に彼の卓越した立体感覚が養われたと言われています。
16歳の時に、兄を頼ってバルセロナの建築学校に進学。建築現場でアルバイトをしながら勉学に励みました。この間、病気で兄と母を相次いで失うなどの辛い出来事もあったものの、1878年に学校を卒業。建築家としてのキャリアをスタートさせたのでした。
建築家としてスタートしたガウディが、パリ万博に出品するショーケースの制作をした際に、グエル伯爵という大富豪がその才能を見抜きます。グエル氏は以後40年以上に渡ってガウディを支援し続けることになりました。
グエル氏は、ガウディに対し、数々の建築物の設計を依頼することになります。その中には、世界遺産に登録された「グエル邸」「グエル公園」「コロニア・グエル教会」などがあります。
1883年には、建築家のフランシスコ・ビリャールから「サグラダ・ファミリア」の主任建築士を引き継ぎ、ライフワークとして長年に渡って設計に取り組みます。同時期には「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」など、後世に残る作品も数多く手がけていましたが、晩年にはグエル氏が亡くなり、サグラダ・ファミリアの建設も財政難で中断を余儀なくされました。
そして、ガウディは1926年6月7日に路面電車に跳ねられ、74歳で人生の幕を下ろしました。