雑談王になろう!

    6月21日

    6月21日
    • URLをコピーしました!
    目次

    173/366日・・・6月21日は何の日?

    • AGEについて考える日
    • 国際ヨガの日
    • スナックの日
    • がん支えあいの日
    • フルーツカービングの日・ソープカービングの日
    • えびフライの日
    • 太陽の子保育の日
    • 冷蔵庫の日
    • キャンドルナイトの日
    • 太陽光発電の日
    • 仕事も遊びも一生懸命の日

    6月21日が誕生日の有名人

    • 松本伊代
    • 石井浩郎
    • 手嶌葵
    • 高城れに
    • 岡井千聖
    • 涌井秀章
    • 鈴木かすみ
    • 山田亮介
    • リョウク
    • 澤近泰輔
    • 向井康二
    • 青山剛昌

    AGEについて考える日

    <AGEについて考える日>由来

    一年でもっとも昼の時間が長い夏至の日に、自身や周りの人が若々しく、健康な状態で長生きするためにはどうしたらよいのかをAGEを通じて考えてもらいたいとの思いから6月21日になりました。

    AGEとは

    AGE(終末糖化産物)は、単糖が非酵素的にタンパク質・脂質・核酸などのアミノ基と反応し形成される老化物質です。加齢や生活習慣病を抱えた患者さんでは、AGEの蓄積が亢進することが知られています。最近の研究からは、食事からもAGEが摂取されることが分かってきました。多くの臨床研究により、AGEの蓄積は、糖尿病・心血管病・がん・骨粗鬆症・アルツハイマー病・更年期障害・歯周病・脂肪肝・腎障害・筋力の低下・老け顔など実に多岐にわたる生活習慣病や老年兆候と関連することが報告されています。これらのことから、AGEは世界で最も注目されている老化物質の一つと言えます。

    AGEはタンパク質に悪影響

    AGEと呼ばれる物質は、私たちの体内のタンパク質を攻撃し、機能低下を引き起こすことが恐ろしいとされています。タンパク質は、DNAからの設計図に基づいて合成され、修飾によってカスタマイズされます。一方、AGEによる悪い修飾はタンパク質の本来の働きを阻害し、老化を引き起こす原因となります。体内のタンパク質にたまるAGEは、加齢とともに増加し、寿命を縮める可能性があります。

    AGEでコラーゲンが老化

    以上のように、AGEはタンパク質の修飾の一つであり、老化を促進する重要な因子の一つです。特に、コラーゲン線維へのAGEの結合は、生理的架橋の乱れを引き起こし、コラーゲン線維の弾力性や張力を低下させます。また、マクロファージがAGEを処理する際に、コラーゲン線の一部も同時に食べてしまい、損傷したコラーゲン線維の修復を促す因子の過剰放出を引き起こすため、コラーゲン線維の機能を低下させます。コラーゲン線維は15年以上も体内に留まり続けるため、AGEが蓄積することによって、老化を加速させます。

    AGEで血管も老化

    血管の老化現象である動脈硬化は、身体に多大な影響を与える病気です。AGEは、血管内皮細胞に対して直接的な悪影響を与え、血管内部の悪玉コレステロールを修飾してアテロームをつくり出すなど、動脈硬化を進行させる2つの仕組みがあります。このような動脈硬化によって引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞は、重篤な病気であり、予防が非常に重要です。適度な運動、バランスのとれた食事、禁煙、適正な体重維持などの生活習慣の改善が、動脈硬化の予防や進行を遅らせるために重要です。

    糖尿病の合併症のリスク

    糖尿病による合併症の概念である「高血糖メモリー」や「メタボリックの烙印」について、過去に高血糖にさらされた記憶が残り、糖尿病の合併症を進めるという考えがあります。2005年に掲載された実験では、血糖コントロールを厳しく行った人は合併症のリスクが低かったことが示されました。また、高血糖の状態で形成された物質がカラダに蓄積し、長期的に心臓病や脳卒中の原因となることが分かりました。その物質こそがAGEです。糖尿病対策は早ければ早いほど効果があり、血糖値を管理することで老化を防ぎ、健康を保つことができます。

    AGEを増やさないコツは

    AGE(糖化終末生成物)は、高温での調理で発生し、健康に悪影響を与えることが分かっています。そのため、電子レンジで長時間調理したり、揚げ物など高温調理を避けることが推奨されています。代わりに、低温調理方法である低温スチーミングや蒸し料理がおすすめです。食材選びでは、油や乳製品、糖質を多く含むものは避け、スルフォラファンを含むブロッコリーなどを積極的に取り入れることが重要です。また、食事の順序も大切で、ベジファースト、つまり野菜から食べることが推奨されています。外食時には、和定食を選んで、煮物やおひたしなどAGEを抑える食材を積極的に取り入れることがおすすめです。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次