目次
164/366日・・・6月12日は何の日?
- アンネの日記の日
- 児童労働反対世界デー
- 恋人の日
- みやぎ県民防災の日
- エスペラントの日
- バザー記念日
- 晩餐館焼肉のたれの日
- 恋と革命のインドカリーの日
- 書家・金澤翔子さん誕生日
- 旧友の日
6月12日が誕生日の有名人
- 松井秀喜
- 釈由美子
- 里谷多英
- 中村綾
- 重田千穂子
- 新志穂
- 宮瀬茉祐子
- 神尾真由子
- 宮本浩次
- 斎賀みつき
- 杉原杏璃
- 立石諒
アンネの日記の日
<アンネの日記の日>由来
1942年6月12日、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによって「アンネの日記」が書き始められたことに由来しています。
アンネ・フランク
アンネ・フランクは1929年6月12日、ドイツのフランクフルトで生まれ、銀行家の父オットー、母エーディト、姉のマルゴットと共に幸せな家庭で育ちました。しかし、ナチスが台頭しユダヤ人に対する迫害が激化する中、一家はオランダ・アムステルダムに移住することを余儀なくされます。
アンネは新しい環境にすぐに馴染み、オランダ語を覚えて学校でも友達を作りました。ところが1939年、第二次世界大戦が始まり、ナチスの脅威がますます高まっていきます。アンネはまだ10歳の頃でした。
1940年5月、ナチスはオランダに攻め入り、オランダが降伏すると、ナチスは徐々にユダヤ人に対する法律や条例を出し、彼らの生活を制限していきました。一家は非ユダヤ人の知人の協力を得て、隠れ家に潜んでナチスから逃れることを決意します。
隠れ家に移動する前、アンネが13歳の誕生日に家族から贈られたプレゼントが日記でした。アンネは身を隠すことを余儀なくされていた2年間、隠れ家での出来事や自身の思いをその日記に綴りました。
しかし、1944年8月4日、アンネと家族、共に隠れ家で生活していた仲間たちは、発見されてしまい、強制収容所に連行されることになってしまいます。その後、アンネは1945年に15歳の若さでベルゲン・ベルセン強制収容所で病気により生涯を終えるのでした。