目次
133/366日・・・5月12日は何の日?
- 国際看護師の日
- ナイチンゲール・デー
- 看護の日
- 海上保安の日
- 民生委員・児童委員の日
- アセロラの日
- ザリガニの日
- LKM512の日
5月12日が誕生日の有名人
- 泉政行
- 大久保佳代子
- 余貴美子
- 中西智代梨
- 西川のりお
- 石黒彩
- 渡辺徹
- 奥田民生
- 裕木奈江
- 坂本りおん
- 鉄拳
- EPO
- 風吹ジュン
国際看護師の日
<国際看護師の日>由来
近代看護を築き上げたイギリスの看護師、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日が5月12日だったことが「国際看護師の日」の由来となっています。
フローレンス・ナイチンゲール
看護師の象徴
フローレンス・ナイチンゲールは、世界中の看護師の象徴として知られています。彼女はイギリスの看護師として働いており、特に1853年~1856年に起こった「クリミア戦争」での貢献により、その名が広まりました。戦争中の不衛生な環境の中、ナイチンゲールは自ら衛生的な環境を整える行動を起こし、傷を負った兵士たちのケアに尽力しました。
兵士たちの見回りをランプの明かりを持って行っていたことから、「ランプの貴婦人」とも呼ばれていました。また、「白衣の天使」や「クリミアの天使」とも呼ばれていたそうですが、ナイチンゲール本人はあまり喜んでいなかったと言われています。ナイチンゲールの尽力により、多くの兵士たちの命が救われました。
統計学の母
実は、ナイチンゲールは看護師としてだけでなく、統計学の母としても有名です。彼女は統計の知識を活かし、クリミア戦争での死因を究明しました。さらに、グラフを用いてその結果を国会議員や役人にプレゼンするなど、積極的に発信していました。
また、彼女は国際統計会議のロンドン会議で統一的な病院統計のモデル形式を提案し、各国政府に送付する決議を下させました。その活躍が認められ、女性として初めて王立統計協会の会員に選ばれました。その後も、米国統計学会の名誉会員にもなるなど、統計学の先駆者としての地位を確立しました。
フローレンス・ナイチンゲールの名言集
- 恐怖の精神のもとでは、何と小さなことしかできないことでしょう。
- 言い訳をしない、させない、これが私の成功の理由です。
- 私は、どんなに小さなことでも、実用的なスタートを促す機会を逃しません。たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、芽を出し、根を張ることがいくらでもある。
- 私は命を奪われた男たちの前に立って思う。生きている限り、彼らを死に追いやった相手と戦い続けると。
- 病院の第一条件は、病人に害を与えないことです。