63/366日・・・3月3日は何の日?
- 雛祭り・上巳・桃の節句
- 世界野生生物の日
- 耳の日
- 三の日
- 平和の日
- 桃の日、結納の日
- 金魚の日
- ジグソーパズルの日
- 三十三観音の日
- ポリンキーの日
- 女のゼネストの日
- サルサの日
- 耳かきの日
- オーディオブックの日
- 美熊くん誕生日
- 3×3の日
- 春のちらし寿司の日
- ささみの日
- 三輪車の日
- みよた壱満開の日
- クレーンゲームの日
- サザンの日
3月3日が誕生日の有名人
- ケント・デリカット
- 川島海荷
- 小松千春
- 栗田貫一
- マッハ文朱
- 坂口杏里
- 荒井萌
- ジーコ
雛祭りの日
<雛祭りの日>の由来
雛祭りが3月3日になった由来は、中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」です。古代の中国では、縁起が良いとされる奇数の月と奇数の日が重なる日を季節の節目としていました。
五節句
- 1月7日 人日(じんじつ)
- 3月3日 上巳(じょうし)
- 5月5日 端午(たんご)
- 7月7日 七夕(しちせき)
- 9月9日 重陽(ちょうよう)
雛祭りの歴史
実は雛祭りには二つの歴史があります。その二つが合わさり現在のような雛祭りになるわけです。
儀式としての歴史
もともと日本には災厄などを祓うための人形が存在しました。土偶や埴輪などがそうです。のちに「上巳の節句」は縁起の悪い節目の日として、その日に邪気を祓う為、人型に厄を移して川に流し、無病息災を祈る行事「流し雛」へと変化して行きます。
遊びとしての歴史
平安貴族の子女(しじょ)の雅びなあそびごととして「ひいな遊び」が流行っていました。ひいな遊びとは、お人形遊びのことで、紙などで作ったお人形と御殿をしつらえ、飾ったものや身の回りの道具をまねたオモチャで遊ぶもので、今で言うおままごと遊びのようなものでした。
雛祭り誕生
厄払いの儀式「流し雛」という儀式と、人形を使ったおままごとのような「ひいな遊び」という貴族の遊びと結びついた結果、やがて今の「雛祭り」になったのです。大きなきっかけは、1629年に京都御所で行われた盛大な雛祭りにあるといわれています。この影響で大奥の中でも雛祭りを行うようになり、1700年頃から庶民の間で行われるようになっていきました。
雛人形
雛人形を飾る時期
一般的には節分の翌日(立春)から2月中旬頃までに飾るのが好ましいとされています。ただ、「一夜飾りは縁起が悪い」と言い、お節句の前日になって慌てて雛人形を飾るのはタブーとされています。遅くても雛祭りの一週間前には飾るようにした方が良いそうです。
雛人形を片付ける時期
雛人形を片付けるのは「お節句が終わったらできるだけ早く」とされています。具体的には3月3日の翌日から1週間以内くらいだそうです。もとが厄除けの人形ですので、「厄除けが済んだら感謝のお供えをしてからゆっくり片付ける」というのが本来の片づけ方のようです。
雛人形を遅くしまうと晩婚になる
「雛人形を遅くしまうと晩婚になる」の背景には、主としてしつけ説、厄払い説、結婚象徴説、の3つがあるようです。
- <しつけ説>1番よく知られているのが、このしつけ説。きちんとしつけられた女性になり、早く「片付く」(結婚できる)ように、との意味もあるようです。
- <厄払い説>藁や紙の雛人形で子どもの身体をなでて厄や災いを移し、それを海や川に流して清め厄払いするという風習です。厄を移した雛人形を身近に置いていては厄が戻ってしまいます。そうならないよう”早くしまって厄を遠ざけなければ厄が戻ってしまう=結婚できない”という言い伝えに変化したというものです。
- <結婚象徴説>ひな人形は、お内裏様とお雛様の婚礼を象徴しています。そこから飾る時期が女の子の結婚時期になぞらえられたようです。早くから出せば「早く嫁に出す」、早く片付ければ「早く片付く(嫁に行く)」ということですね。
実際ある会社が30歳以上の女性300名程を対象にアンケートしたところ、早く片付けた人の方が結婚率が高かったらしいです。